Dependency¶
オープンソースのTrivy で分析した結果を継続的に収集することができます
Trivyとは?
- コンテナイメージ、ファイルシステム、Gitリポジトリなどを対象とした総合的なセキュリティスキャナです
- DependencyデータソースではGitHub上へのリポジトリを対象とし、既知の脆弱性を調査します
フォーマット¶
RISKENへデータを取り込む際に、以下のメタデータを付加します
項目 | 説明 |
---|---|
DataSource |
code:dependency (固定) |
ResourceName |
脆弱性を検知したパッケージ名 |
Description |
説明 |
Score |
スコアリング参照 |
Tag |
code dependency repository_id:{RepositoryID} |
Tag
のRepositoryID
には、検知した脆弱性を使用しているパッケージが含まれるリポジトリのIDが入ります
スコアリング¶
Trivyで解析された結果データの脆弱性の重大度に応じてスコアリングを行います。
graph TD
A[Start] --> B{{Can triage?}};
%% Triageable %%
B -->|YES| D{{Severity?}};
D -->|CRITICAL| E[Score: 0.8]:::high;
D -->|HIGH| F[Score: 0.6]:::mid;
D -->|MEDIUM| G[Score: 0.4]:::mid;
D -->|LOW| H[Score: 0.1]:::low;
%% Default %%
B -->|NO| J{{Severity?}};
J -->|CRITICAL| K[Score: 0.6]:::mid;
J -->|HIGH| L[Score: 0.5]:::mid;
J -->|MEDIUM| M[Score: 0.3]:::low;
J -->|LOW| N[Score: 0.1]:::low;
classDef high fill:#FFFFFF,stroke:#C2185B,stroke-width:4px;
classDef mid fill:#FFFFFF,stroke:#F57C00,stroke-width:4px;
classDef low fill:#FFFFFF,stroke:#4DB6AC,stroke-width:4px;
classDef unknown fill:#FFFFFF,stroke:#BDBDBD,stroke-width:4px;
上記のスコアリングではCVSSスコアベースのスコアリングをベースに算出しています。
トリアージについて¶
RISKENの Auto-Triage機能 によって、データソースで算出されたスコアが再評価される場合があります。
自動トリアージのプロセスでは発見された脆弱性が悪用される可能性や、自動化の有無などをもとに判断します。 「トリアージ可能」とは、それらの判断材料が十分に揃っている状態を指します。
詳細は Auto-Triage機能 を参照してください。